岡山きのこ研究会10周年基調講演「生きものとしてのきのこについて」「岡山発見の新種きのこ」

きのこと言えばマツタケやシイタケといった食用きのこを通じて私たちになじみ深い生きものですが、はたして皆さんはこの「きのこ」という生物についてどれだけご存じでしょうか?
生物はみなそれぞれに体をもち、食物から栄養を取り活動したり体を作ったり、子孫を残して繁殖していますが、きのこではどのようになっているのでしょうか?
また、自然の中でどのようにして暮らしているのでしょうか?
きのこの中にはスーパーマーケットなどで広く売られているシイタケやエノキタケ、ブナシメジやエリンギー、ナメコといったような食用のものがある一方、誤って食べると時には死に至るような有毒のものもあります。食品としての私たちとの係わりは良く知られていますが、その他にきのこは私たちの暮らしとどのようなかかわりを持っているのでしょうか?
この講演ではこれらの事柄を中心に、生きものとしてのきのこについてお話してみたいと思います。
また2014年に岡山県で発見され、2021年に正式に新種記載されたキノコについてご紹介。研究者でもない素人がどのように新種を発見するに至ったか、発見者本人が解説します。

開催日時2022/8/6(土)13:00~15:30

開催場所岡山県自然保護センター(和気郡和気町田賀730)

問合せ0869-88-1190(岡山県自然保護センター)

ホームページ http://okayama-shizenhogo-c.jp/