特別陳列「畠田和一貝類コレクション11 畠田和一が採集していた岡山県の絶滅危惧種7」
畠田和一(1897–1965)はハタケダマイマイやオカヤマコギセルなどの発見者として知られている岡山では数少ない「貝人」です。
第11回はコレクションの中から,畠田和一が採集していた種のうち,環境省レッドリスト2020で準絶滅危惧とされた二枚貝の種として,キヌタレガイ,コヅツガイ,ユウシオガイなどを紹介します。これらの種は日本全体で緩やかな減少傾向にあるものの,ただちに絶滅のおそれがあるとまでは言えない状態ですが,岡山県では近年の埋め立て・干拓・海水汚染などによって海域の環境が著しく悪化したため,既に絶滅したか,または絶滅寸前の状態にあります。
開催日時2024/10/12(土)~2025/3/23(日)
開催場所倉敷市立自然史博物館(倉敷市中央2-6-1)
問合せ086-425-6037(倉敷市立自然史博物館)